脱サラして畳店に5年勤め、30歳で独立。「たたみ工房ゆさ」は、2016年に創業20周年を迎えました。畳屋という仕事は「買った、売った」で終わらない、お客様と長いお付き合いができるところも魅力だと感じています。

畳替えの技術はもちろん、私が大切にしているのはお客様への気配りです。誰が見ていなくても、工場でのゴザ拭きや、畳を敷き変えた後の掃除には手を抜きません。1〜2部屋であれば、当日納品のご要望もお受けしています。

畳は、視覚、嗅覚、触覚…五感のほとんどに訴えかける、自然素材のあたたかさを持っています。新しい畳は香りも手ざわりも格別。新しく敷き変えた畳を見て喜ぶお客様の顔を見ると、やっぱり畳屋になってよかったと思いますね。